カウンセリングにはどんな意味があるのか?

うつ病によく似た病気もあります

軽症のうつ病は気が付きにくいのですが、放っておくと重症化しやすくなるので、早く見つけて早く治療を開始したいものです。

糖尿病や高血圧などは、採血をして血糖値やヘモグロビンA1cという項目を調べたり血圧を測ったりすれば一目瞭然です。

しかし、うつ病の場合は、採血などで数値化して現れることはないので、症状で判断します。

食欲低下や疲労感が強いなどの体の症状も出ることがあるので、まずは内科的な病気が隠れていないかをチェックしましょう。

うつ病と間違われることがある病気には、甲状腺機能低下症や認知症や膠原病などがあります。

甲状腺機能低下症の場合は、極度の寒がりになったり体温が低くなったり便秘になったりします。

認知症の中には、物忘れよりもうつ症状が表面に出ることもあるのです。

膠原病では微熱が続いたり関節痛や皮膚の発疹、目や口が渇いていないか等をチェックしたり、特有の抗体を調べたりしますが、膠原病の専門医が診療しないと分からないことも少なくありません。

これらの病気が隠れているのに、発見できないのは非常につらいです。

こういった病気との鑑別の為にも、お話をじっくり聞くことが重要だと考えます。